マスター・ダイセクターであるトッド・ガルシアのラボ、Laboratory of Anatomical Enlightenment が位置するコロラド州ボルダーは、ロハス発祥の地とも呼ばれます。どこまでも広がる空と美しい山々に囲まれた素晴らしい自然環境で、健康的な食生活やアウトドアでの運動を楽しむ。道をすれ違う人たちが、ニコニコと微笑んで声を掛け合う安心で安全な環境での生活。オーガニック食材を始めとした様々なショッピングも楽しめるエリアです。解剖クラスでの学びのみでなく、クラスで出会う新しい仲間たちと過ごす時間も、非常に充実したものとなるでしょう。この環境そのものが、学びの質をさらに高めてくれます。解剖学を学ぶ手段として、近年では書籍のみならず様々な解剖アプリも登場し、より立体的な身体構造の理解を得ることが可能になってきました。しかし、どれだけ進化したツールであっても、実際の身体構造の連続性や質感、可動性や制限、そして個体差といった要素を学ぶことができる解剖実習に及ぶものではありません。
本クラスでは、ホルマリン処理を施していない冷凍献体をユタ大学ドナープログラムより提供いただき、より現実に近い状態での学びを実現します。関節可動域の確認や結合組織の状態、組織の連続性や質感など、実際の身体に基づいた理解を深めることが可能です。指導は、アナトミートレインの著者であるトム・マイヤーズと、解剖学専門教育施設において26年間近い指導歴を有する解剖学者トッド・ガルシアが担当します。それぞれの専門性が融合することで、精確な解剖学的理解と、機能的な身体の捉え方の両面から学びを深めていきます。解剖クラス開始前の時間には、トム・マイヤーズによるレクチャーが行われ、ラボの中では直接観察することのできないミクロからマクロに至る身体構造や、その機能的なつながりについての理解を補完します。常に進化し続ける視点から提供される知見と、実際の解剖を通じた発見が相互に結びつくことで、より立体的で実践的な学びが生まれます。
また、本クラスでは谷佳織を中心とした通訳サポート体制を整え、日本語での理解をしっかりとサポートします。さらに、様々な専門分野から参加する受講者同士の交流を通じて、身体構造と機能に関わる専門家同士の信頼に基づいたコミュニティーの構築にもつながります。これらすべての要素が重なり合うことで、「ここでしか得ることのできない」奥深い学びの時間が生まれます。本クラスは、2019年の開催を最後に長らく実施されていませんでしたが、このたび再び開催される運びとなりました。これまで継続的に開催されてきた解剖クラスの流れを踏まえたうえでの今回の開催は、一つの集大成ともいえる機会となります。なお、本形式での解剖クラスの開催は一区切りとなる可能性があり、今後の開催は現時点では未定です。本クラスは、こうした学びに直接触れることができる貴重な機会となることが予想されます。身体に関わるすべての専門家にとって、本質的な理解を深めるための特別な学びの場となるでしょう。ぜひご参加ください。
©2026 Kinetikos & Anatomy Trains LLC. All rights reserved.